モリンガ特集
唯一無二の植物モリンガ
モリンガ(Moringa oleifera)は、インド・スリランカ・フィリピン・インドネシア・アフリカ等の熱帯・亜熱帯地域に自生し、栄養価の高いスーパーフードとして世界的に知られる可食植物。 モリンガの葉にはアミノ酸・ミネラル・ビタミン・食物繊維・葉酸・GABAなどの栄養素、ポリフェノール・B-カロテン・葉緑素などのフィトケミカル※を高含有しています。 モリンガの葉はその素晴らしい栄養成分や生育の早さから、世界各国で食品・サプリメント・化粧品として広く利用されています。また種子も食品やシードオイルとして化粧品に活用されています。特にアフリカ、インド、フィリピン、スリランカなどの地域では、栄養不足の問題に対処するための貴重な資源として重要視されています。アフリカでは「緑のミルク」と呼ばれています。 モリンガは多くの医学者や専門家からも、「現在、地球上で発見されている可食植物の中で、モリンガに勝るものはない」との高い評価を受けています。モリンガは、健康と美容のスーパーサプリメントとして、私たちの日常に取り入れて欲しい稀有な存在なのです。 呼び名や発音は地域によって異なりますが、世界各国で様々な呼び名で親しまれ、頼りにされています。 ● 生命の木(Tree for Life) フィリピンではモリンガを「マルンガイ」と呼びます。モリンガの葉は豊富な栄養素を含んでおり、特に栄養不足の克服に貢献するため、母親や子供にとって特に大切な存在とされています。 2012年にはフィリピンの国菜として認定され、政府はモリンガの機能性を認識し、乳幼児と母親に「モリンガパン」の無償配布や高齢者にモリンガサプリメントの無償配布などを実施しています。これらの事例は日本でも参考にして欲しいですね。 かつて店長佐藤がフィリピンに行ったとき、モリンガでは通じず「マルンガイ(発音はマロンガイ)」でOKでした。 モリンガにはいくつかの種類がありますが有名なのは「モリンガオレイフェラ(Moringa oleifera)」。日本の学術名は「ワサビノキ」。生育がとても早いのも特徴で、2年目で10メートルにもなることもあります。 ここ10年店長宅の自家菜園(自然栽培)でモリンガを栽培しています。ちなみに2024年に栽培したモリンガは6月の種付けから11月までの半年間で約4メートルにもなりました。生の葉っぱはサラダや出汁(おいしい出汁が出る)に、落ちた葉や小枝は土に埋めて堆肥にしています。余すところなく活用できるモリンガに重宝しています。 モリンガの特筆すべき魅力は栄養価だけではありません。モリンガの葉にはCO2を杉の木の50倍以上も吸収できる能力があり、地球温暖化防止にも対応できる可能性を秘めています。根には水の浄化作用があり、地域の水質改善にも希望の光が。熱帯・亜熱帯の国々では誰もが知る存在で、古くから生活の重要な役割を担ってきていますが、いずれ日本でもその底力は知れ渡ることでしょう。 <フィトケミカル(phytochemical)とは> ● インドのアーユルヴェーダでは長い歴史を持ち、必要不可欠とされる植物。 ● フィリピン共和国では2012年にモリンガが国菜(ナショナルベジタブル)として認定。 ● モリンガはCO2を杉の木の50倍以上も吸収。地球温暖化防止に大きく貢献できる有用樹木。 ● 国連/世界保健機関(WHO:World Health Organization)では、極貧地域の人々の栄養補給、地球規模のテーマのCO2削減の両面から「ミラクルツリー(奇跡の木)モリンガ」の植樹を推奨している。 モリンガの発祥地は北インドと言われ、アーユルヴェーダの伝統に深く根ざしています。「アーユルヴェーダ」とはサンスクリット語で「アーユル=智恵、ヴェーダ=生活」という意味で、「心身共に健康な生活を送るための智恵」を表す言葉。古代のインダス文明が栄えた紀元前2500年頃からモリンガの高い栄養価や特性が注目され、活用されてきたようです。 モリンガはワサビノキ科に属する落葉小高木で、主に熱帯・亜熱帯地域で葉と花が香味野菜として食されています。葉や花にはカラシ油配糖体(辛味の成分であるイソチオシアネート類に糖が結合したもの)が含まれており、少し辛味があります。 栄養価の高いモリンガは様々な用途で利用されています。葉はお茶やハーブ、サラダの食材として。インド、スリランカ、アフリカでは種を炒って食べたりカレーに使用します。 種を搾ったシードオイルはスキンケアやヘアケア製品に利用されています。果実(さや)はアスパラガスのような風味があり調理に使われます。花は花茶、根は漢方、種や根は浄化作用があるため、汚濁水の浄化にも使用されます。 何千年もの間、モリンガは多くの価値を提供しながらインドを中心に広まり、今では世界の多くの国々で活用されています。 モリンガは、可食植物としては類を見ないほどの素晴らしい栄養素とフィトケミカルを含有しています。破格の栄養素は下記の野菜との成分比較表をご覧頂くと一目瞭然。記載成分はモリンガの分析成分の一部です。 「発酵モリンガ」とは有機栽培したモリンガを手間暇かけて乳酸菌発酵した「オーガニック発酵スーパーモリンガ」のこと。記載していない「アミノ酸」は別ページで紹介しています。 ミネラル、ビタミンだけではなく、フィトケミカル(ポリフェノール、カロテノイド、フラボノイド等)は、私たちの生活に欠かせない成分として注目されています。紫外線や酸化ストレスから守ってくれ、健康維持と美容に関わる重要な役割を果たします。紫蘇・にんじん・ほうれん草・かぼちゃ等に含まれるβ-カロテン、トマトのリコピンやブドウのポリフェノールなど、私たちがよく知る食材にもフィトケミカルは多く含まれています。 モリンガを乳酸菌発酵させたオーガニック発酵スーパーモリンガのβ-カロテンは、野菜の中でも含有量の多いニンジンの7倍、ほうれん草の12倍以上、厚労省の緑黄色野菜の区分値「600μg/100g」の約85倍含まれています。β-カロテンは健康・美容に不可欠な天然の化学物質。 食品に含まれるフィトケミカルの酸化ストレス保護の強度指数「ORAC値」が高いのもオーガニック発酵スーパーモリンガの特徴。野菜を圧倒する数値を叩き出しています。この数値は米国務省(USDA)、国立老化研究所で開発されたもので、数値が高いほど秀逸。 またオーガニック発酵スーパーモリンガは「DPPHラジカル消去活性」が「3900μmol1TE/100g(吸光光度法分析)」と高く、これも野菜を圧倒する数値。モリンガとは、私たちが「強く・美しく・健やかに」生きるために存在している、神様の特大プレゼントなのかもしれません。 オーガニック発酵スーパーモリンガのケタ違いの成分 ★ 表を指でスライドさせてご覧ください。 モリンガの味と香りは独特で、一般的なハーブや野菜とは少し異なります。形態(生葉・粒・パウダー・茶)や加工方法、摂取方法、乳酸菌発酵の有無によっても風味が変わってきます。苦みや生臭さがとくに際立っているということもなく、一般的な野菜感覚でお召し上がり頂けます。 モリンガの形態別の味と香り 味 香り 食べ方のポイント 味 香り 飲用のポイント 味 香り 飲用のポイント 味 香り 飲み方のポイント 【まとめ】 おススメの組み合わせ モリンガ(Moringa oleifera)は「奇跡の木」とも呼ばれ、豊富な栄養素と健康効果で注目されています。しかし摂取方法や体質によっては注意が必要になる場合があります。モリンガの摂取に関する注意点・危険性・デメリットを記述します。 【モリンガ摂取の主な注意点】 ● 妊娠中の方は飲用をお控えください。 ● 海外では授乳中でも積極摂取をしているようですが、日本では安全性の研究が十分ではないので授乳中は慎重に摂取してください。 ● 薬剤をお飲みの方は飲み合わせが不適合となる場合があるので医師と相談しての飲用がおススメです。 ● 過剰摂取すると胃腸に負担になる場合があります。適量を守って飲用してください。 ● モリンガは栄養豊富ですが、適量を超えると健康リスクが高まる場合があります。たくさん飲んだからと言って効果が倍増するものではありません。適量を守って飲用してください。 【モリンガ摂取の重要ポイント】 ● 最初は適量の半分以下から試してください(体質に合うか確認) ● タブレットやパウダーは1日5g以内に抑えて頂くのがおススメ。 ● 薬を服用している場合は医師に相談してください。 ● 妊娠中の飲用はお控えください。 ● 授乳中は飲用量を減らすなど、慎重にお飲みください。 現代の食事環境は大きく変化しており、50年前と比べて野菜や穀物に含まれる栄養素は劇的に減少しています。同時に、ジャンクフード・高カロリー・添加物の多い食品や肉食が一般的になり、栄養素不足のリスクが高まっています。このような状況から、真の健康と美容を求める皆さまのためにモリンガがますます重要な存在となってくる可能性大です。 通常、サプリメントは日常の食事で不足しがちな栄養素を補う目的の食品として位置づけられています。しかし、モリンガは一般的なサプリメントとは異なります。サプリメントは多くの場合、複数の原料から成分抽出し、賦形剤・添加物を加えて加工した単一成分、または複数成分を寄せ集めたものですが、モリンガは「天然100%まるごと」。 「一物全体」という、マクロビオティックで良く使われる言葉があります。一つの食材をまるごと食べることの重要性を指します。これはバランスが取れている上に、全体を摂取することによって単体成分では得られないパワーが期待されます。モリンガはまさにこれ。 近代科学は特定の成分に焦点を当てる傾向がありますが、「全体は部分の総和ではない」と言われます。部分成分を単純に足し合わせても、まるごと全体のパフォーマンスを上回ることは難しい。したがって「まるごと全体」を摂取することが、特別な働きを引き出す鍵であると考えられます。 当店魂の商材屋では、単一成分のサプリメントはおススメしていません。しかしモリンガをベースサプリとして摂取し、お客様がサポートしたい成分をプラス摂取する飲用ならおススメです。私店長佐藤は2005年以来毎日3回モリンガを摂取し続けています。すべてがモリンガのおかげ、とは言いませんが、元気溌剌で過ごさせて頂いています。 ハイレベルの素晴らしい栄養素、未知の潜在能力プラスαへの期待、そして健康な毎日に感謝しています。だからこそ、皆さまにもモリンガを強くおススメしたいのです! 野菜不足の子どもと自分用に購入しました。サプリメント、 酵素ドリンク、豆乳、野菜ジュース、ヨーグルト等 一切NGの娘が 何故かこれは 出せば飲んでくれるんですよね!!不思議!そして感謝です!(はなこ 様) ● 家族みんなの健康を願うお母さん ● 人生100年時代を健康でイキイキと過ごしたい ● 栄養素やフィトケミカルを積極的に摂りたい ● 添加物のない天然100%まるごとのサプリが飲みたい ● 真の健康・美容はインナービューティーにあると思う ● 美容サプリとして飲んで内外ともに美しくありたい ● 複数飲んでいるサプリメントを1つにまとめたい ● 毎朝快チョー!でスッキリしたい ● スポーツやハードな仕事をしている ● 伸び盛りの子供や栄養素不安の高齢者 ● 毎日の調子をアップさせたい ● 菓子類・ジャンクフード・肉や揚げ物を食べる機会が多い ● 不規則な生活習慣で健康状態が心配 ● 出産後、自身の健康をサポートしたい ● 糖質制限やダイエット中の栄養摂取が気になる ● 健康と美容に気づかう子供から大人まで [参考文献等]INDEX
モリンガとは
● 奇跡の木(Miracle Tree)
● 薬箱の木(Medicine Box Tree)
● 緑のミルク(アフリカ)
● マルンガイ(母親の親友/フィリピン)
● ムルンガ(スリランカ)
植物が自身を守るために作り出す天然の化学物質の総称。「phyto」はギリシャ語で「植物」を意味し、「chemical」は「化学物質」を意味します。フィトケミカルは栄養素ではありませんが、酸化ストレスから人間の体を守り、人間の健康維持や美容に役立つと考えられています。一般的に知られているものに、ポリフェノール類(カテキン、ケルセチン、アントシアニン)、カロテノイド類(β-カロテン、リコピン、ルテイン)、テルペノイド類(クルクミン:ウコン、ジンゲロール:ショウガ)、アルカロイド類(カフェイン:コーヒー・茶、カプサイシン:唐辛子)などがあります。健康・美容・地球温暖化にも貢献する世界のモリンガ
モリンガの発祥地は北インド
モリンガの素晴らしい栄養素&フィトケミカル
食品成分
発酵モリンガ
沖縄産モリンガ
ケール(生葉〉
小松菜(生葉〉
しそ(生葉〉
にんじん(皮付き生根〉
ほうれんそう(生葉〉
たんぱく質(g)
33.3
35.9
2.1
1.5
3.9
0.7
2.2
食物繊維(g)
3.6
30.6
3.7
1.9
7.3
2.8
2.8
ナトリウム(mg)
12.8
39
9
15
1
28
28 16
カリウム(mg)
684
2400
420
500
500
300
690
カルシウム(mg)
1,580
450
220
170
230
28
49
マグネシウム
(mg)
143
210
44
12
70
10
69
鉄(mg)
21.6
6.6
0.8
2.8
1.7
0.2
2
亜鉛(mg)
2.22
1.1
0.3
0.2
1.3
0.2
0.7
銅(mg)
0.79
0.6
0.05
0.06
0.2
0.05
0.11
マンガン(mg)
1.08
31
0.55
0.13
2.01
0.12
0.32
モリブデン(μg)
200
200
38
10
30
-
5
セレン(μg)
182
-
-
4
1
-
3
ケイ素(ppm)
874(194mg)
-
-
-
-
-
-
βカロテン(μg)
51,200
9670
2900
3100
11000
6900
4200
ビタミンA(μg)
4,270
806
240
260
880
720
350/td>
ビタミンE(mg)
156
64.3
2.4
0.9
3.9
0.4
2.1
ポリフェノール(mg)
1,920
2,200
-
-
-
-
-
葉酸(μg)
1,200
490
120
110
110
21
210
モリンガの味と香りの特徴
モリンガ生葉
にんじん葉のような強い香りはなく、ほうれん草やクレソンに似た青々しい味。かすかな甘みと、ほんのりスパイシーな後味。
草のような青臭さがあり、ほんのりスパイシーな香り。
サラダに加えると若干の苦みとピリッとした風味。炒め物などに入れて加熱する苦みが和らぎほうれん草に近く食べやすくなります。モリンガにはアミノ酸のグルタミン酸がホウレンソウの10倍含まれているので、うどん・そば・みそ汁等の出汁にするとうま味が出ます。モリンガタブレット(粒:乾燥葉粉末を打錠)
一般的なモリンガは乾燥・滅菌方法により味が異なります。生葉よりも苦みがやや強く、抹茶やよもぎのような風味がします。乳酸菌発酵した「オーガニック発酵スーパーモリンガ」は一般的なモリンガと異なり、苦みはなく香ばしい味。
一般的なモリンガは青臭さがあり、抹茶や緑茶のような香り。干し草のような感覚も。オーガニック発酵スーパーモリンガは青臭くなく香ばしい風味がします。
水、白湯でお飲み頂けます。豆乳・牛乳・スムージー等と一緒に飲むのもおススメ。モリンガパウダー(乾燥葉の粉末)
一般的なモリンガは乾燥・滅菌方法により味が異なります。生葉よりも苦みがやや強く、抹茶やよもぎのような風味がします。乳酸菌発酵した「オーガニック発酵スーパーモリンガ」は一般的なモリンガとも異なり、生臭さや苦みはなく香ばしい味がします。
一般的なモリンガは青臭さがあり、抹茶や緑茶のような香り。干し草のような感覚も。オーガニック発酵スーパーモリンガには生臭さはなく香ばしい風味がします。
豆乳・牛乳・スムージー・ヨーグルトに入れると飲みやすくなります。はちみつやバナナを組み合わせると美味しくお飲み頂けます。モリンガ茶(乾燥葉のお茶)
生葉を天日や機械で乾燥しただけのもの、乾燥葉を焙煎したもので味は異なります。乾燥しただけの茶は苦みがあり舌にピリッとします。焙煎した茶は緑茶やウーロン茶感覚で、日本人の口にも合い、美味しくお飲み頂けます。
緑茶、ウーロン茶に似た香り。
モリンガ茶パックまたは乾燥葉を沸騰したお湯に入れ、5分ほど煮出してお飲みください。煮出して火を止めた後、数分間パックを入れたままでじっくり抽出させると栄養成分がしっかり浸出するのでおススメ。乾燥しただけのモリンガ茶はハチミツを加えると飲みやすくなります。
また、水出しするとよりまろやかな風味になります。1-1.5リットル程度の水を入れた容器に1パック入れ、1時間以上お待ち頂くと美味しくお飲み頂けます。
初めてモリンガを飲む方の中には、葉っぱ臭が苦手と思われることもあるかもしれませんが、継続飲用で飲み慣れてクセを感じにくくなります。工夫次第で美味しく摂取できます。
● モリンガ生葉:サラダ・スープに入れる。野菜と一緒に炒める等など。出汁にしても美味しい。
● モリンガタブレット(粒タイプ):豆乳・牛乳・スムージーと一緒に飲む。栄養価がさらにプラス。
● モリンガパウダー:バナナ・はちみつ・ブルーベリー・豆乳。スムージーにすると葉っぱ臭さが和らぐ。
● モリンガ茶:レモン・ジンジャー・ミント等で、爽やかさを加えて飲みやすくする。モリンガ飲用の注意点 危険性 デメリット
健康・美容にご家族で毎日モリンガ!
お客様レビュー★★★★★
モリンガおススメの人
・Moringa oleifera(いわゆるモリンガ、ワサビノキ※)について(厚生労働省)
・2. 2「食と健康」に係る先進事例調査結果 海外事例(農林水産省)
・「モリンガ」の奇跡(コスモ21) 医学博士 上前琢磨著
- 2025.03.18
- 14:32
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