頭皮のフケ・かゆみ・臭い
「午後にはもう臭う」 「べたつく」 「フケが出る」 「カユイ」 「抜け毛が多い」
頭皮も皮膚の一部。ですので頭皮環境を整えるケアはスキンケアと同じくらい大事なこと。
洗髪をする目的は、「頭皮(表面・毛穴)に蓄積した汚れた皮脂を落とすこと(または、蓄積しないようにケアするため)」。
「洗髪」という文字づら通り、髪だけを念入りに洗っている方が少なくないようですが、そのような方に限って「フケが出る、べたつく、臭う、かゆい、抜け毛が多い」と仰られます。
洗髪時に大事なことは「お湯での予洗い」と「頭皮マッサージ」。頭皮環境整備に繋がる大切なことですので必ず1分以上念入りに行って頂きたい大事なこと。髪の汚れを落とすのは2の次。頭皮マッサージをしながら泡をやさしく髪になすりつけるだけで汚れは落ちます。髪をゴシゴシする必要はないのです。
長い髪の女性に多いようですが、髪と髪をすり合わせて揉むのはキューティクルを傷めるのでおやめください!
頭皮マッサージがあまり上手ではないという方、やり残しのサポートには店長も長年週3回愛用している頭皮クレンジングブラシがおススメ。気持ちよく手軽にマッサージできるので一度使ったら手放せなくなります。頭皮環境をより良くしたい方にはハーブ粉を使うのもおススメ。頭皮ケアと髪のトリートメント効果が期待できます。
皆さまはおそらく高品質の無添加シャンプーをお使いのことと思います。高品質な成分は髪だけでなく「頭皮」のためにあるのです。ご自身に合うシャンプーを見つけるのも大切ですが、一生連れ添う「健康的で美しい髪」を育んでいくためにも1分以上の頭皮マッサージをキッチリ励行してください。
不必要な成分の入っていない「本当の無添加シャンプー」は「健康頭皮へ導くためにあるもの」とお考え下さい。
【ご注意事項】
シャンプーを使っての洗髪は通常1回にとどめてください。どんなに良い成分のシャンプーでも「洗浄剤」であることには変わりはなく、大事な皮脂の取りすぎによる頭皮乾燥の懸念があるからです。ヘアワックスを使用されている方は、予洗い時に少量のシャンプーを付け、髪だけ洗って油分を落とすのはよろしいかと思います。
頭皮ケアの重要ポイント
● ブラッシングして髪の絡まりをほぐしてから、必ずお湯だけで「予洗い」をしてください。汚れの50%以上落とせます。
● シャンプーを適量を手にとり、髪につけて泡立て、指のハラで側頭部・生え際・頭頂部を丁寧にマッサージします。頭皮が軽く持ち上がるようなイメージで、頭皮の表面や毛穴に付着した汚れた皮脂を揉みだす感じで行ってください。この頭皮マッサージを1分以上行ってください。
● 頭皮マッサージをすることである程度髪の汚れも落ちていますが、最後に髪をクルクルとやさしくなでながら全体の汚れを落とします。あとは、軽く頭皮マッサージをしながらお湯でしっかり洗い流してください。
ドライヤーをかけるときのポイント
● ドライヤーを近づけすぎると高熱で髪が傷むので、20センチ以上離してかけてください。
● 乾かしたあとは髪が熱を帯びていますので、ドライヤーの「cool(クール)」で熱を抑えてください。
※ドライヤーの「cool」を使うことで、開いたキューティクルが落ち着いてなめらかな髪になります。特に、ツヤがない、ぱさつく、ごわつく、ダメージの方は必ず行ってみてください。