ヤマヒサ
自然の摂理に基づいた「こだわりの製法」
瀬戸内海の有名な景勝地、小豆島。
小豆島で醤油づくりが行われるようになって約400年。
現在、小豆島で200以上ある蔵元の中で、有機原料を使用した醤油造りを全国に先駆けて手掛けた醤油蔵が「ヤマヒサ」です。
ヤマヒサは、醤油の元になる麹づくりから手掛け、自然の摂理に基づいた「こだわりの製法」で、本物の味を追求してきました。もちろん原料は国内産の丸大豆と小麦。農薬・化学肥科不使用や、有機JAS認定の原材料を主に使っています。
国産の有機大豆や小麦は生産量がとても少なく、生産者は指で数える程だといわれます。
ヤマヒサは、その貴重な大豆を使用し、昔ながらの伝統の天然醸造法で製造しています。短期醸造の醤油蔵が多い中、何としても本物を提供したいという蔵元の強い情熱がここにあります。(日本国内で、国産丸大豆を使っての醤油製造はわずか約1.7%程度。無農薬、有機の国産大豆使用は1%未満といわれます。)
こだわりは塩についても言えます。使用するのは昔ながらの天日塩のみです。
油分を含む丸大豆は、1年にもわたる長期熟成による発酵(微生物の働き)で、まろやかな味を産み出し、醤油の色に赤みをもたらし、天日塩が微妙な甘さを出しヤマヒサのこだわりの味を醸し出すのです。
手間暇かけた本物のお醤油を、様々なお料理にご活用ください。
店長のひとこと
瀬戸内海に浮かぶ小豆島で200以上ある蔵元の中で、有機原料を使用した醤油造りを全国に先駆けて行ったの「ヤマヒサ」。
本当の醤油造りを将来にわたっても行い続けるという。
この半端じゃない信念は、原料調達にも反映されている。今では国産大豆の自給率はなんと5%前後。さらにその中でも、無農薬や有機栽培の大豆はほんの一握り。貴重な大豆を原料とし、昔ながらの天然醸造法をかたくなに継承し続けています。
一方、現代のほとんどの醤油メーカーは、温醸法という短期醸造法で、3〜6ヶ月程度で醤油をつくります。しかも原料の大豆の95%は輸入物。しかも大豆まるごと(丸大豆)を使用するのではなく、フレーク状にした大豆に化学溶剤(薬品)のヘキサンを入れて大豆油を溶かし出します。そしてその抽出後の残りカスである『脱脂加工大豆』とアルコール等を入れて作ります。 市場に出回っていいる醤油原料の約82%が脱脂加工大豆、丸大豆使用は約18%程度といわれます。
見た目や味については、大きな差はないように感じます。醤油は本来「発酵食品」です。微生物が作用して作りだした自然食品なのです。口はごまかされても、お腹の中は、それが本物かどうかちゃんとわかっていると思いますよ。
今すぐお宅にある醤油のボトル裏ラベルの原料の箇所を見てください。「脱脂加工大豆」と書いていませんか?そして、大豆(または脱脂加工大豆)、小麦、塩以外に書かれているものはすべて味や発酵を操作するために入れられた添加物です。
本物志向の当店ユーザーの皆様には、ぜひ『本物の醤油』をご使用頂きたいと思います。