健康・美容情報
単一成分のミネラルサプリはおススメしません
● ミネラルは、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅など約110種類の成分の総称。 ● 人間の身体は、炭素・窒素・水素・酸素の4元素(有機元素)とミネラルで構成されている。 ● ミネラルはカラダに必要不可欠な成分で、各々が重要な役目を担っている。 ● カラダを造れるのは食べ物(口に入れるもの)だけ。ミネラルも食べ物(サプリメント含)から摂取。 ● 野菜・穀物等のミネラルは大幅に減少中。 ● 小麦・砂糖等のミネラルや繊維質等の栄養素は精製過程で除去される。元々の自然塩もミネラルを除去されて99.9%塩化Na(市販の「食塩」となる。 ● ミネラルは相互補完の「相乗作用」、またその時必要ない成分は相互にけん制しあって排除(排出)する「拮抗(きっこう)作用」とで成り立っている。単体ミネラルだけを摂取し続けるのはこの理由から当店ではおススメしない。 ● ビタミンはミネラルがないと働かないといわれる。 ● ミネラルサプリを飲むなら数多くのミネラルを含むマルチミネラル摂取がおススメ。 ミネラルがないと人間は生きていけません。カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅・・・、どれが不足してもカラダに影響を及ぼします。 しかしその重要性に反し、ミネラルは、たとえばビタミンなどと比較して意外と軽視されている感があります。現代の食生活において、ミネラル摂取が十分とは考えにくい現代の食生活だからこそ、ミネラルの重要性と必要性を認識して、自分の健康を守り続けていかねばなりません。 厚生労働省が発表している日本人の慢性不足栄養素はカルシウム。カルシウムもミネラルの仲間ですが、これだけは良く話題に取り上げられているから、皆さんの中でもカルシウムのサプリを毎日摂取している人も少なくないと思われます。しかしカルシウムだけの単体ミネラルを摂取するのは疑問。 なぜなら人間の骨を構成するのはカルシウム以外に「マグネシウム、リン、ナトリウム」があります。「リン、ナトリウム」は加工食品や調味料を通して十分すぎるほど摂取しているので通常レベルでは問題はないはず。 問題は「マグネシウム」。カルシウムが不足すると「破骨細胞」と呼ばれる細胞が骨を破壊してカルシウムを供給しようとしますが、その際にマグネシウムも一緒に破壊されて血中に放出されます。この積み重ねが骨粗しょう症。よってカルシウムを摂取するのであれば一緒にマグネシウムも補給しなければカルシウムの良さは活かされません。 さらに、ミネラルはこのカルシウムの例のように、相互補完(ミネラル同志を助け合う)や拮抗作用(そのときに不必要なミネラルを排除・排出)によって活かされています。複数のミネラルが係わり合いを持って働いているのです。 カラダ全体であればそれこそ何十種類のミネラルが働いているはず。ですから、「好き嫌いをせずに食べなさい」というのも頷けますし、ミネラルのサプリメントを飲む場合でも単体ではなく数多くのミネラルを含むマルチミネラルをおススメするのはこのような理由からです。 ただ、サプリメントの飲み方一例として、モリンガのようなミネラル・ビタミン・アミノ酸など様々な栄養素を豊富に含むサプリメントをベースサプリメントとして摂取し、その上でサポートしたい単体ミネラル(カルシウムや鉄など)をプラスして飲む方法は効果的だと思います。 せっかく高いお金を払ってサプリメントを摂取するのであれば、必要な知識を吸収し、効果的な飲みかたをしなければ無駄金投資。考慮に入れるべきことは、部分ではなく「カラダ全体」です。 偏食の多い人が、カルシウム、鉄、亜鉛、セレン、ビタミンC、ビタミンE等、特定の単体成分だけを摂取しても効果的とはいえないと思います。ミネラル飲むならマルチミネラル。今まで単体ミネラルを複数飲んでいた方は、見直されてみてはいかがでしょうか。 もちろんサプリ飲用の前にバランスの取れた食生活が基本であることは言うまでもありません。ミネラルはカラダに必要不可欠な成分
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- 2025.03.11
- 17:09
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