健康・美容情報
ミネラルの重要ポイント
ミネラルがないと人間は生きていけません。カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅・・・、どれが不足してもカラダに影響を及ぼします。 しかしその重要性に反し、ミネラルは、たとえばビタミンなどと比較して意外と軽視されている感があります。現代の食生活において、ミネラル摂取が十分とは考えにくい食生活の有り様だからこそ、ミネラルの重要性と必要性を認識して、自分の健康を守り続けていかねばなりません。 厚生労働省が発表している日本人の慢性不足栄養素はカルシウム。カルシウムもミネラルの仲間ですが、これだけは良く話題に取り上げられているから、皆さんの中でもカルシウムのサプリを毎日摂取している人も少なくないと思われます。 しかしカルシウムだけの単体ミネラルを摂取してもあまり意味はないと思われます。(※微量ミネラルを含む天然カルシウムサプリはおススメ) なぜなら人間の骨を構成するのはカルシウム以外に「マグネシウム、リン、ナトリウム」があります。「リン、ナトリウム」は加工食品や調味料を通して十分すぎるほど摂取しているので、通常レベルでは問題はないはずです。 問題は「マグネシウム」。カルシウムが不足すると「破骨細胞」と呼ばれる細胞が骨を破壊してカルシウムを供給しようとしますが、その際にマグネシウムも一緒に破壊され、血中に放出されます。 この積み重ねが骨粗しょう症です。 そして、この時にカルシウムと一緒にマグネシウムも補給しなければカルシウムの良さは活かされません。 さらに、ミネラルというのはこのカルシウムの例のように、相互補完(ミネラル同志を助け合う)や拮抗作用(そのときに不必要なミネラルを排除・排出する)によって成り立っています。複数のミネラルが係わり合いを持って働いているのです。 カラダ全体であればそれこそ何十種類のミネラルが働いているはずです。ですから、「好き嫌いをせずに食べなさい」というのも頷けますし、ミネラルのサプリメントを飲む場合でも数多くのミネラルを含むマルチミネラルをおススメするのはこのような理由からです。 ただ、サプリメントの飲みかたの一例として、モリンガのようなミネラル・ビタミン・アミノ酸など様々な栄養素を豊富に含むサプリメントをベースサプリメントとして摂取し、その上で強化したい単体ミネラル(たとえばカルシウムや鉄など)をプラスして飲む、というのは有効かと思います。 せっかく高いお金を払ってサプリメントを摂取するのであれば、必要な知識を吸収し、効果的な飲みかたをしなければ無駄金投資になります。考慮に入れるべきことは、部分ではなく、「カラダ全体」です。 偏食の多い人が、カルシウム、鉄、亜鉛、セレン、ビタミンC、ビタミンE等、特定の単体成分だけを摂取しても効果的とはいえないと思います。 今までずっと単体成分のサプリメントを複数飲んでた方は、今一度摂取方法を見直されてみてはいかがでしょうか。 サプリメントは医薬品ではないので、特定部位に効果を望むのではなく、カラダ全体を整えることに注力してみてはいかがでしょうか。ミネラルはカラダに必須の構成元素
ミネラルとは
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- 2024.07.19
- 09:17
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