このようなお問合わせをたまにいただきます。
一般的には、“界面活性剤の入ってないシャンプーはございません!”
皆様余りご存じないようですが石鹸も界面活性剤です。ですので石鹸シャンプーも界面活性剤配合となります。
界面活性剤ではない洗浄剤となるとガスールや洗い粉のようなものしかありません。
合成界面活性剤って全部危険なの?
合成界面活性剤を「合界(ゴウカイ)」と呼んで悪口を言う方がおられます。あくまでも原材料の種類にも依りますが、合成界面活性剤のすべてが良くないとは考えておりません。
昨今、「アミノ酸系シャンプーなら安心」と思われる方が増えていますが、アミノ酸系シャンプーも合成界面活性剤です。
洗浄剤の分類は、「石けん(界面活性剤)」と「合成洗剤(合成界面活性剤)」だけで、「アミノ酸系」という分類はございません。
シャンプーの洗浄成分を原材料を元に掘り下げた場合に「合成界面活性剤>アミノ酸系」となるわけです。
合成界面活性剤は、市販の石鹸・シャンプー・台所洗剤・洗濯用洗剤・化粧品・歯磨き粉など数多くの商品に使用されています。合成界面活性剤の種類は6000種類以上とも言われています。
その中でもなるべく避けて欲しいと思うのは旧指定成分(毒性があると判断された成分)の中の「ラウリル(レス)硫酸Na」等の石油系合成界面活性剤です。石油系合成界面活性剤は台所用洗剤などと同じような、強い洗浄力を持つ洗浄成分です。
ラウリル(ラウレス)硫酸Naなどの配合されているシャンプーは、イメージ的に台所洗剤でシャンプーしているようなものです。
台所洗剤を使う時にはゴム手袋をして洗うのになぜシャンプーには無防備なの?という感じです。
合成界面活性剤以外の洗浄剤となると「石けん」しかありません!
合成界面活性剤が不安という場合には、残された選択肢は「石鹸シャンプー」だけとなります。
「合成シャンプーは使いたくないので他に良いシャンプーありますか?」
このようなお問い合わせは少なからずございます。
「それでは石鹸シャンプーで宜しいですか?」と尋ねると「えっ!?」と、怪訝そうな声を出されます。以降、合成シャンプー以外のシャンプーは、基本的に石鹸シャンプーであることを覚えておいてください。
しかしながら、石鹸シャンプーはイヤ!という方は少なくありませんし、一度トライされてもその使用感の悪さに断念される方も非常に多いです。
市販の石油系合成シャンプーに戻ってほしくないために、当店は合成シャンプーの中でも最上の安全・安心性を考えた本当の無添加シャンプーを販売しているのです。
当店魂の商材屋が販売する石鹸シャンプー以外の無添加シャンプーの洗浄成分は、「石油系やシリコン不使用+化学添加剤一切無添加」ではありますが、悲しいかな、分類上は市販の合成シャンプーと同じ「合成シャンプー」になってしまうのです。
ただ、一般的な合成シャンプーに使用されている界面活性剤の数は約5-10種類ですが、当店オリジナルシャンプーに使用している界面活性剤の数は2種類です。その点ご安心頂けるものと確信します。
シャンプー選びのご参考にして頂ければと思います。
追伸
石鹸もそうですが、シャンプーも肌・頭皮に触れるので出来る限り成分確認を行ってください。肌・頭皮が敏感な方はシャンプー成分で肌荒れする場合があります。
“原因はわかりませんが肌荒れに良い化粧品ありますか?” ということにならないように成分吟味をして頂きたいと思います。不明確な成分がある場合には販売会社に聞いてください。全成分表記をしてない販売会社もあるので購入前には必ず問い合わせてください。