紫外線を浴びた後のアフターケア

日焼けした肌は、軽度の やけど と一緒です。

たかが日焼けと甘くみてはいけません。皮膚が熱を持った状態なので、その熱で、体内の水分が蒸発してしまい、そのまま放置してしまうと肌乾燥につながる場合もあります。

肌が乾燥していると、肌のバリア機能(表皮にある角質層が水分を蓄え、乾燥や外部刺激から肌を守る役割)が弱くなるため、外部からの刺激を受けやすくなります。それにより皮膚の炎症が起こりやすく、熱も出やすくなります。

アフターケアをしっかりとして、皮膚にこもった熱を取り除き、炎症している肌を落ちつかせることが大切です。


◆しっかりとクールダウン(冷やす)  
まず、熱のこもった皮膚の炎症を抑えましょう。

ほてっている部分や赤くなっている部分を、冷たい水で濡らしたタオルやシャワーなどをあててしっかり冷やします。 また、保冷剤やビニール袋に入れた氷をタオルに包んであてるのもおススメです。

※保冷剤を使用するときには、直接肌に当ててしまうと低温やけどになってしまうこともありますので、直接保冷材が肌に当たらないように、タオルで包んで肌に当ててください。

全身日焼けした時は、水風呂に入るもの有効ですが温度が低すぎたり長時間つかったりすると、身体を冷やしすぎてしまうおそれがあるので、その点ご注意ください。
◆保湿 
日焼けした直後の肌は、水分が減少し角質層が乾燥している状態です。しっかりとした保湿ケアでお肌に潤いを与えることが大切です。しかし、ダメージを受けた肌は弱くなっているので、できるだけ肌に刺激の少ない 無添加化粧水 のご使用をおススメいたします。

※美白化粧水やアルコールが入っているものだと、日焼けの度合いによっては、しみてしまうことがあります。

また、化粧水の後は過剰なスキンケアは控えて頂くほうがよろしいでしょう。美容液などは日焼けが落ち着いた頃(2〜3日後)からつけて頂くことをおススメいたします。

日焼けが落ち着くまで、日焼けの部分の洗浄はタオルを使わず、手でやさしく洗って頂くことをおススメいたします。


化粧水をつけるときのポイント
化粧水は手でたっぷりつける
日焼け後の化粧水は、たっぷりと使うのがポイントです。普段より多めに2度〜3度の重ねづけをしてしっかり保湿してください。化粧水をつける時は、コットンは使わずに手のひらで抑えるようにして優しくつけてください。

日焼けした肌はバリア機能が低下しているので、コットンの繊維が日焼けで弱った肌に刺激になる場合があります。 化粧水をたっぷり手に取って、肌を包み込むようにじんわり浸透させるのがポイントです。

仕上げに手のひらでパッティングして浸透させるのも良いですが、刺激になってしまうこともあるので、なるべくやさしくパッティングしてあげてください。


化粧水をあらかじめ冷やしておく
化粧水を冷蔵庫で冷やしておくとより効果的です。

成分を肌に浸透させるのと同時に、冷やすことができるので、日焼けすることが予想できる時は、外出前に冷蔵庫に入れておくことをオススメします。


ローションパックでしっかり保湿
洗顔後、コットンに化粧水をたっぷり含ませて肌の上にのせます。

1〜2分放置してパックをはがしてからもう一度、化粧水を手に取って肌になじませてください。

日焼け後の肌は熱を持っている分普段以上にパックの乾燥が早くなります。早めにパックを切り上げすぐに保湿を心掛けしましょう。


アフターサンケアにおススメの化粧水
   


アフターサンケアにおススメのクリーム・オイル
熱を持つ皮膚には化粧水だけでは蒸散し乾燥をもたらす場合があります。
乾燥して肌のツッパリを感じる前に、化粧水をつけたあとに素早く、薄く油分を塗って水分蒸散を防ぐのは効果的です。

   
◆水分をとる  
日焼けした後は、意識してこまめに水分補給をしましょう。 身体に水分が足りてない状態と思われるので、内側からも水分を補給することが大切です。

また、水分を多めに飲むことで体内の不要物を排出し、新陳代謝を促す効果も期待できます。また肌のターンオーバーを正常に促すにも効果的と思われます。
◆早く寝る  
しっかり睡眠をとるのも、日焼けのダメージケアには大切なことです。

睡眠中は成長ホルモンが分泌されるので、新陳代謝を向上させ、肌の修復、ターンオーバーを促進します。それにより、肌の炎症を抑える効果も期待できるので、早めの睡眠は美肌を作るためにとても大切です。

日焼けした直後は、肌だけではなく体力も消耗しています。普段以上にたっぷりと睡眠をとりましょう。
◆体の内側から栄養補給  
新陳代謝の促進と体内外の回復のために効果的な食べ物の摂取、そしてサプリメントでの栄養素サポートもおススメです。
たんぱく質 
皮膚を作り、維持をするのに必須な栄養素です。
<多く含まれる食品> 大豆・豆製品、肉・魚介類 など

亜鉛 
新陳代謝を活発にし、肌のターンオーバーを正常に促します。
<多く含まれる食品> 牡蠣、豚レバー、牛肉、チーズ類や大豆製品 など

ビタミンA(β−カロテン) 
抗酸化作用で、活性酸素を抑えます。(老化を予防するといわれています)
<多く含まれる食品> かぼちゃ・にんじん・トマト・しそ などの緑黄色野菜

ビタミンC 
メラニン色素の過剰生成を抑制します。(シミ・そばかす・くすみの抑制)
<多く含まれる食品> レモン、みかん、オレンジ などの柑橘系、いちご、とまと、キャベツ、パプリカ、ブロッコリー、じゃがいも(イモ類のビタミンCは熱にも強いのでおすすめです。)

ビタミンE
血流を良くし、肌の新陳代謝を高めます。
<多く含まれる食品> アボカド・大豆・ゴマ・ナッツ・オリーブ など